リウマチの症状について

リウマチの特徴としては、全身の関節に炎症が起こる事で知られており、初期の頃には、関節の炎症以外に倦怠感・食欲不振・発熱などの症状があらわれます。その後、早朝に手足がこわばったり、手足や手首などに腫れや痛みが出てきて、この状態が悪化してしまうと、全身の関節の痛みやこわばり、腫れ、しびれが出てリウマチとなってしまいます。

また、リウマチの症状としては、関節の痛みが左右対称に現れることが多いのが特徴です。そして、その炎症は滑膜で起こっているので、炎症を起こしている関節部分の関節液の分泌が増加し、水が溜まっているような感じになりますさらに進行して悪化してしまうと「何もしていないのに、それでも痛い」という状態になってしまいます。


※ リウマチの症状による腫れや痛みを放置すると、関節組織や軟骨が破壊されてしまい筋肉が硬くなってしまう事があります。また、最終的に関節の変形などもおこる可能性がありますので、病院での早めの受診を心がけてください


リウマチの痛みや腫れ

リウマチの一番の悩みの症状としては、関節の腫れと痛みがあります。この痛みと腫れは関節の炎症が原因で起こるのですが、この炎症反応は傷ついた組織を修復しようとする防衛反応でもあるのです。簡単に言えば、人には体を守る免疫組織がありますが、リウマチの場合ですとこのシステムに異常が生じてしまい、免疫細胞が、本来、守るべき体を攻撃してしまうのです。そのため、関節に炎症を引き起こすと考えられています。

ただ、どうしてこのような症状がでるのかは、現代の医療技術をもってしても不明です。微生物の関与や遺伝などのなんらかの原因が関係し、その結果、炎症の原因になっているのではないかと言う見解もあります。


リウマチの炎症について(滑膜)

まず滑膜の炎症は、免疫細胞が体を攻撃してしまう事で起こります。

○ 滑膜の中に、好中球やT細胞などの免疫細胞が侵入します。
○ 滑膜の中に、リウマチ因子が現れ、関節液へと流れ出します。
○ リウマチ因子が抗体と結びつき、免疫複合体となります。そして、補体のタンパク質と結びつき、さらに免疫細胞を呼び寄せます。
○ 好中球(免疫細胞)は「ライソゾーム」、「プロスタグランジン」などの物質を放出して、攻撃します。


これらは、本来、体を守るべき免疫細胞です。

ここで発生する物質や酵素などによって炎症が起こり、骨や軟骨を破壊してしまいます。これに、T細胞やB細胞が攻撃に加わってしまうと、炎症が悪化・慢性化してしまい、関節の変形が起こり始めます。また、慢性関節リウマチの人の血液中には、リウマチ因子とういう抗体があることが分かっております。


ページのトップに戻る