変形性関節症とは

変形性関節症は、関節の変形などが原因で炎症や痛みが起きる病気で、比較的に中高年の方に多い病気です。また、この変形性関節症は、関節の病気の中でも多く発症している病気でもあり、若い方から高齢者まで様々な方に発症します。70歳くらいまでは、変形性関節症の発症には男女差が出ますが、70歳を過ぎると男女差はほとんどなく発症します。


変形性関節症の原因や症状

まず、変形性関節症の原因についてですが、激しい運動や年齢とともに、関節と関節がぶつからないようにするクッションの役割を持つ軟骨のすり減りや、筋力の低下などにより関節への負担が増加してしまい、それらが引き金となって関節炎や関節痛を引き起こしてしまいます。また、悪化してくると、関節の変形などの症状が出てきます。

変形性関節症の典型的な初期症状としては、歩行時の痛みや、座る・立つなどの動作、階段の上り下りがつらいなどの症状があります。また、安静にしている時には痛みが引きます。これが悪化してくると関節の動きが悪くなったり、最悪の場合、関節が殆ど動かせなくなることもあります。また、損傷してしまった軟骨組織を修復しようと周囲にある軟骨や骨、他の組織を形成するので関節が肥大することもあります。


変形性関節症の治療について

まず最初に、薬や注射などによる薬物療法を行います。薬物療法については、温湿布や抗炎症剤・鎮痛効果のある非ステロイド系の内服薬や湿布剤、軟膏、坐薬などがあります。また、この他にも関節液を注射などで減らしたり、「副腎皮質ホルモン剤」や「コンドイチン硫酸ナトリウム」などの関節軟骨の保護剤を注射します。

また、悪化してきた場合には手術にて治療します。この手術には様々な種類があり、一般的には、骨の一部を切除して、変形した関節を正常な状態に戻し、金属で固定する手術が行われます。また、関節の破壊が進んでしまっている場合には、人工関節を入れるための人工関節置換術が行われます。


変形性関節症の進行を遅らせるために

まず、適度な運動を心がけて、関節の可動域を広げるようにします。また、周囲の筋肉を鍛えると外部からの衝撃を吸収してくれるので、負荷を掛けすぎない程度に筋力トレーニングも頑張りましょう。ただ、運動は体調が良いときに実施して、関節の痛みがひどい場合などは休みましょう。何事も、無理は禁物ですよ!


ページのトップに戻る