関節水腫について

関節水腫という病気は、ひざなどの関節に関節液(滑液)が溜まっていき腫れてしまう病気です。この関節液は滑膜という部分から分泌されており、関節同士がぶつからないように潤滑油の役目を持ち、滑膜や関節軟骨の保護・関節軟骨の栄養供給を手助けするなどの大事な働きを持っています。

通常であれば、この関節液は適量に保たれているのですが、外傷や関節絵の過度の疲労などによりバランスが乱れ、関節液が以上に分泌されている状態を関節水腫と言います。


関節水腫の原因について

関節水腫の原因には様々なものがあり、ハッキリとしたことは分かっておりませんが、関節が傷ついてしまった場合や反復動作などによる関節の疲労などが原因に繋がるといわれています。

関節の外傷による原因については、関節への打撲や、無理な力が加わっての損傷などが挙げられます。ある程度の損傷であれば自己回復して治ってしまうのですが、ケガの程度がひどく、関節腔内に骨などの破片まで発生してしまい、それらが滑膜を傷つけてしまうと離断性骨軟骨炎を誘発してしまう場合があります。離断性骨軟骨炎になると関節水腫の原因にもなります。

また、反復動作については、職業上や生活習慣などにより同じ作業(動作)を繰り返していると、徐々に関節にある軟骨が磨り減っていきます。そして、軟骨の回復が追いつかなくなってしまうと軟骨の持つクッションの役割が働かなくなってしまい、関節同士がぶつかったり、その負担が関節に直接かかるようになってしまいます。こうなってしまうと、関節炎が発症しやすくなったり、関節の変形なども起こってしまいます。また、この状態を治そうとする体の働きによって、関節液が溜まって腫れてきてしまいます。


関節水腫の治療について

関節水腫の原因にもよりますが、関節炎や軟骨の損傷などによって引き起こされている場合には、そちらの治療が優先です。その原因が治れば、関節水腫も次第に引いてきます。また、関節水腫が大きい場合(水が溜まっている)には、注射などを使用して関節液を抜きとります。

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