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Important message for anyone with 'clicky' knees and when you need to see doctor

そんな中、英紙The Mirrorが、関節痛に詳しいオステオパスのFatema Contractor氏(The Health Suite)のコメントを紹介しています。多くの膝のクリック音は関節内のガスが弾ける音で、必ずしも異常ではないと伝えているのですが、注意が必要なケースもあるとのこと。今日はその見極め方を、診察室でのお話しように整理してみますね。…

Important message for anyone with 'clicky' knees and when you need to see doctor

膝がポキッと鳴る本当の理由と、受診すべき六つのサイン

立ち上がるたびに膝が「ポキッ」と鳴って、不安になったことはありませんか。朝起きて最初の一歩、階段を降りる瞬間、あるいは正座から体を起こす時。膝が鳴る音を気にして外来に来られる方は本当に多いです。「何か悪い病気の前兆では」「このまま放置して歩けなくなったら」と心配になるお気持ち、痛いほど分かります。

「音がするだけでは心配ない」が原則

Contractor氏は、膝のクリック音について「音だけなら過剰に心配する必要はない」と話しています。関節の中には関節液があり、その中に窒素や二酸化炭素の気泡が存在します。膝を曲げ伸ばしする時にその気泡が弾けることで「ポキッ」「パキッ」という音が出るのです。これは誰にでも起こることで、特別な異常のサインというわけではありません。

問題は「クリック音があるか」そのものではなく、「クリック音に加えて何が起きているか」。Contractor氏は「音が大きくても症状と膝の機能に問題なければ問題ない」と強調しています。つまり、音の大きさに一喜一憂するのではなく、膝が実際にどう動いているか、どう感じているかを丁寧に見ることが大切なのです。日々の診療で痛感するのは、膝の音で不安が募るあまり、歩くこと自体を避けて筋力が落ちる、という悪循環です。気にしすぎない、ということも大事な視点ですね。

見逃さないでほしい六つのサイン

Contractor氏が挙げた「要受診のサイン」は次のようなものです。

  • クリック音と一緒に痛みがある
  • 腫れや熱感がある
  • 膝が引っかかる、またはロックされる感覚がある
  • 膝の動きの範囲が狭くなった
  • 動作中に膝がぐらつく、抜ける感じがする
  • 以前より音が頻繁になった、または大きくなった

こうした症状を伴う場合、背景に半月板損傷や変形性膝関節症、膝蓋骨トラッキング障害(PFPS:膝蓋大腿関節症候群)といった状態が隠れている可能性があります。例えば半月板は、スポーツ中の急激な方向転換や強い捻り、加齢によるすり減りで裂けることがあります。裂けた軟骨の断片が関節内で挟まると、引っかかりやクリック音の原因になるわけです。

変形性膝関節症は、軟骨がすり減って骨同士が直接こすれるため、クリック音やゴリッとした研磨音が出やすくなります。また若い方やアクティブな方に多いのが膝蓋骨のトラッキング障害で、膝のお皿(膝蓋骨)が本来の動きから外れて走り、摩擦音を生じるパターンです。いずれも、早期に気づけば保存療法で進行を抑えられるケースが多いのですが、放置してしまうと手術の話に進んでしまうこともあります。

今日からできる小さな一歩:股関節を鍛えて膝を守る

Contractor氏は「強い股関節が弱い膝を守る」と強調し、二つの簡単なエクササイズを推奨しています。

一つ目は「ステップアップ」。安定した台の前に立ち、片足を台に乗せます。膝が足の真上に来るよう意識しながら、ゆっくり上ってゆっくり降りる。フォームが安定してきたらダンベルで負荷を上げてください。お尻と外側の股関節、太ももの筋肉が同時に働き、膝周囲の安定性を底上げしてくれます。買い物帰りに段差を使って行う、など日常に組み込むのも良いですね。

二つ目は「グルートブリッジ」。仰向けで膝を曲げ、腕を体の横に伸ばして、お尻をゆっくり持ち上げます。上がるところで2秒止め、ゆっくり下ろす。これを10回繰り返すだけ。骨盤周囲と体幹が一度に目覚める動きで、膝への負荷を最小限にしながら下半身全体を鍛えられます。どちらも道具が要らず、テレビを見ながらでもできる手軽さが続けやすいポイントです。

ただしContractor氏も念押ししている通り、痛みが強い、あるいは長く続いている場合は、我慢せずにオステオパスや理学療法士を受診してください。膝は毎日の歩み、体重を支える土台です。音に振り回されず、でもサインを見逃さず、長い目でつき合っていきたいものですね。

今夜、お布団の中でお尻をゆっくり持ち上げる5回だけ、始めてみませんか。小さな安心の一歩が、きっと明日からの膝を軽くしてくれますよ。

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